2008-01-01から1年間の記事一覧

年末年始の営業について

ネットからのご注文は通常通り無休で承っております。 1月1日〜3日の期間は発送業務をお休みさせていただきます(12月31日〜1月3日受注分は1月4日より順次発送します) newjazzthings.com

ジャック・デジョネット SOLO - Keith Jarrett's Standards Trio

ビル・エバンスのモントルー・ライブは、デジョネット・トリオと言ってもいいくらいデジョネットの存在感が大きい作品です。村上ポンタ氏がデジョネットのスネアを叩く左手のタイム感は、ピアニストの左手の様だと評していましたが、実際にデジョネットは名…

ナット・キング・コール&ナタリー・コール THE CHRISTMAS SONG

父娘の時間を超えたデュエット。ナットのオリジナルバージョンは店長のお気に入りのページで紹介しています。newjazzthings.com

ウェイン・ショーター Joy Ryder

ショーターは80年代のこの曲を最近のカルテットで頻繁に演奏しています。しかしまあこのバンドは現在のアコースティックのジャズバンド最強の巧さですよ。高度すぎて何やってるのか聴いててわからなくなることもしばしば。ブライアン・ブレイドのドラムが特…

ジェリー・マリガン Line For Lyons

ボブ・ブルックマイヤーとのカルテット。ブルックマイヤーの前はチェット・ベイカーと組んでいました。ムショ帰りのチェットを迎えにいったマリガンに、チェットがギャラの前払いを要求したために怒ってクビにしたのだとか。マリガンはピアノレスにこだわっ…

ディジー・ガレスピー & ルイ・アームストロング Umbrella Man

なんだかサッチモが合成っぽく観えますが...。このふたりが持ってるようなユーモアのセンスが今のジャズには足りない!とか怒ったりして。坂田明ぐらいかなぁ笑いながらジャズを聴かせてくれるのは。newjazzthings.com

ホレス・シルバー Senor Blues

1959年のニューポート・ジャズ・フェスティバル。ブルー・ミッチェル&ジュニア・クックを擁したクインテットがシルバーの最も素晴らしかった時代でしょう。リズミックな打鍵で煽り立てているのが映像でよくわかります。うーん、どファンキーでかっこいい!n…

マイルス・デイビス Bitches Brew

サックスがウェイン・ショーター。この頃のマイルスのバンドは入れ替わりが激しくて、アルバムごとで微妙にメンバーが異なりややこしい。サックスはゲイリー・バーツやスティーブ・グロスマンらそれぞれ個性的でおもしろいですが、ショーターが入った音源は…

ジョニ・ミッチェル、パット・メセニー、ジャコ・パストリアス

パット・メセニーのデビュー作 BRIGHT SIZE LIFE (写真)は親友ジャコ・パストリアスとの共演がキモなのですが、この親友コンビの最も有名な課外活動といえばジョニ・ミッチェルのスーパーバンドです。ジョニがチャールズ・ミンガスのトリビュート作品を作…

アル・コーン&ズート・シムズ Cool of the Evening

このコンビのレコードは全部が名盤なんですけど、フィル・ウッズがゲスト参加したライブ盤がいちばん好きですね。ウッズがふたりに刺激されてどんどん熱くなるのがとてもスリリングなのです。newjazzthings.com

ブランフォード・マルサリス STOMPING AT THE SAVOY

ピアノレス・トリオがサマになるテナー・マンって、ソニー・ロリンズ以来だと思います。 newjazzthings.com

COOL STRUTTIN'

残念ながらソニー・クラークが弾いている映像は見つからず。映像はジャッキー・マクリーン・クインテットのものです。大阪のライブでマクリーンがこの曲を嬉しそうに吹いていたことを思い出します。ああ、好きなんだなぁ、と思いながらニヤリとしちゃいまし…

ビリー・ホリデイ FINE AND MELLOW

写真家ロバート・フランクの有名な写真集『THE AMERICANS』に、カウント・ベイシー楽団を伴奏にして歌うビリー・ホリデイの写真があります。フランクが客席からシャッターを切っているのですが、この時ビリーが何を歌っていたのかずっと気になっているのであ…

ベニー・グッドマン Why Don't You Do Right

1943年の演奏です。ペギー・リーが初々しいですね。グッドマンを聴く度に革新的なひとだなぁと思います。明らかにプレ・ビバップなフレーズは、チャーリー・クリスチャンら黒人ジャズマンからのエッセンスを積極的に吸収した証し。同時代の白人ミュージシャ…

エレーヌ・グリモーの皇帝

NHKの芸術劇場が好きです。選りすぐられたクラシックの演奏が聴けます。昨日はエリーヌ・グリモーのベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を観ることができました。オケはパーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団。この春のサントリーホール…

SUMMERTIME サマータイム

昨晩くらいから空気が秋の気配です。今年も猛暑でしたね。コンビニの売上がタスポの影響もあってタバコ&清涼飲料水で売上アップらしいです。去り行く夏を惜しみながら、サマータイムの聴き比べです。まずは定番のエラから。ステージが暑そうですね。ピアノ…

越智順子さん

素晴らしいミュージシャンが続けて逝ってしまい、あまりに哀しすぎますが、越智順子さんが7月27日に亡くなりました。43歳、子宮がんだったそうです。大阪のロイヤルホースで何度も聴きました。ゴスペルがベースの力強い歌。繊細なバラードもよかった。CHAKA…

ジョニー・グリフィン逝く

25日にジョニー・グリフィンが亡くなりました。80歳でした。ジャズの巨人達が次々と逝ってしまい哀しいかぎりです。グリフィンは、セロニアス・モンクのカルテットやウェス・モンゴメリーのパリライブなどサイドメンとしての演奏に好きなものが多いです。ビ…

スティーブ・ライヒ

昨晩のNHKでミニマムな現代音楽が流れていたので、これは誰?と思って引き込まれたら、アンサンブル・モデルンが演奏するスティーブ・ライヒでした。CDで聴いてはいましたが、生で演奏するのを観るのは初めて。20人弱のアンサンブルで演奏家達が機能的な演奏…

山下洋輔×忌野清志郎

今朝の題名のない音楽会で山下洋輔が出ていたので、昔のトリオかニューヨーク・トリオの映像はないかいなと探してみれば、こんなのを発見。清志郎カッコいい。渋さ知らずとも共演したこともありました。フリージャズに合いますね。存在がパンクですから。洋…

梅雨の季節はジョビン&ジルベルト

じめじめする季節ですね。レコードもカビが生えます。あまり聴いていないレコードがあればご注意ください。こんな季節はボサノバがヘビーローテで。アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、エリス・レジーナなんぞを取っ替え引っ替え。ジョ…

ダイアナ・ロス&マービン・ゲイ

写真の「DIANA & MARVIN」再入荷しています。ソウルファン、ボーカルファンの方はぜひどうぞ。この映像は初めて観ました。ダイアナのコンサートを観に来たゲイです。これをみると仲が良さそうですが、不仲説もありましたね。はたして? newjazzthings.com

もういちどグレン・グールド

NHK 知るを楽しむのグレン・グールドの最終回は、ゴールドベルク変奏曲の再録音を最後に映しました。鮮烈なデビューを飾ったバッハの同じ曲を、正反対にゆっくりとしたテンポで、慎重に音を探って弾くグールド。このレコードが発売されて9日後に亡くなるグ…

グレン・グールド

グレン・グールドが(多分)ブームです。今月のNHKの「知るを楽しむ」で取り上げられてCDも売れているようです。グールドは特にバッハの演奏が有名ですが、あれはジャズの革新性と共通する性質を持つ斬新なもの。ロマンチックの極北であるブラームスの間奏曲…

祝春一番2008

毎年恒例の祝春一番を観に行きました。元々はフォーク・フェスティバルの性格が強いですが、ここ数年はジャズ・セットが組み入れられて個人的により楽しみが増えています。今回は5月4日に参加。もう常連となった渋谷毅オーケストラや坂田明が出演です。渋谷…

ゴールデンウィーク期間の商品発送についてのお知らせ

5月4日(日)と5月6日(火・祝)の両日は発送業務をお休みいたします。 インターネットご注文は通常通りで無休です。よろしくお願いいたします。 newjazzthings.com

You Play JAZZ?

当店サイトと相互リンクさせていただいているjazzsmileさん(「リンク集」のページから入れます)が、JAZZ専門の動画サイトを始められました。内容はジャズを演奏するプレイヤーに役に立つ情報を、オリジナルの動画で配信しています。楽器派、演奏派のジャズ…

The Lennie Tristano Quintet - 317 E 32nd

引き続きトリスターノです。この一派のクールジャズにいちどハマると簡単には抜けれません。コニッツやマーシュのサックスの音色やアドリブラインよりも、個人的にリズムセクションのストイックなプレイがツボであります。 newjazzthings.com そしてこのアル…

Lee Konitz - Geneva's Move

最近よく観ている映像は、このリー・コニッツ。超クールです。リズムがメトロノームのように正確で機械的ですが、スイング感は強烈です。恐るべしトリスターノ派。あ、でもドラムはシグペンでしたね。マーシュのテナーも冴えてます。 newjazzthings.com

ビル・エバンス Bill Evans Trio - In Your Own Sweet Way

今週ビル・エバンスのレコードが入荷しましたので、映像も探してみました。マーク・ジョンソンとジョー・ラバーバラのラスト・トリオの79年の演奏ですね。ジャズが最も不遇な時代ですが、このトリオのクオリティーはとても高いです。次回入荷分にもエバンス…